2024/10/19
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赤羽方面の貨物線側となる築堤と擁壁を作成しました。

こちら側は、築堤に沿って保線用車両の通路があり、その入り口は都道に面しています。また、耐震補強なのか、擁壁に沿って、複雑な骨組みが見られます。

通路は、4m道路を挟み住宅密集地をかすめるかたちで、天端(画像手前)まで登っていきます。少しでも圧迫感をなくすためか、擁壁は装飾されているものが使われています。丁度この辺りから模型化することにしました。

先ずは、保線車両の通路から作成しました。なんといっても急カーブ区間にあたるのが実景と一番異なる点です。
前回同様、0.3mm厚のプラ板を使用した擁壁シートを作成し、築堤部分となるスタイロフォームに貼り付けました。その後、スチレンボード製の保線用通路を坂道状に貼り付け、最後に擁壁部分として、こばる製のプラノイタを貼り付けました。
擁壁と道路の境界部分には、情景テクスチャーペイント(ライトグレイ)を塗布した棒状の2mm幅×1mm厚のプラ板を貼り付けました。
道路は2000番の耐水サンドペーパー製で、両面テープで固着しています。

通路は、幹線道路の環八通りの手前で天端を登り切り途切れます。4車線の環八は、ぜひとも模型化したかったのですが、レイアウト上の急カーブ区間に位置していて情景の繋がりが不自然になるため、作成を諦めました。

なお、環八通りから先は、石垣積みの築堤に変わり雰囲気が一変します。環八を省いた場合、保線用通路とここをどう上手くつなげていくかを考えましたが、結局、単純に環八を省いてくっつけるかたちにしました。

完成した保線用通路の擁壁に、グリーンマックスの石垣を、カーブ区間に合うよう少し傾斜をつけて切り出して接着しました。
法面の緑地部分は、茶系のジェッソを塗布した後、カラーパウダーをボンド水で固着しました。

今後は、画像手前の空き地に、線路近くまで迫る密集した住宅街を作り込むことで、ごみごみした東京都内の雰囲気を再現できればと思います。
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