2024/10/10
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備前川は、とにかく濁っていて川底は見えないので、前作同様、塗装とグロスポリマーメディウムによる表現を用いました。
両岸は、鋼矢板で構成されています。川原が無く、水面と岸が直線的にきっちりと区分けされている感じです。
鋼矢板は、エバーグリーンの 4530 METAL SIDING のプラ板を5mm幅に切り出したものに、さび色のプラカラーを塗布して表現しました。 裏面には、予め両面テープを貼付しました。
鋼矢板の上部を覆う上部コンクリートは、3mm厚のスチレンボードを幅7mmほどに切り出したものに、タミヤの情景テクスチャーペイント(ライトグレー)を塗布し、パステル粉で軽くウェザリングして表現しました。こちらも裏面には両面テープを貼付しました。
川部は、5mm厚のスチレンボードから両岸を含めた部分を1ユニットとして作成しました。川の色は、タミヤのアクリルカラーのXF-51カーキドラブと、Xf-62オリーブドラブを薄めずに半々で混ぜたものを筆塗しました。 断面も塗装です。
仕上げに、 川底の筆塗の粗さを隠蔽するために、少量のカーキドラブを混ぜたグロスポリマーメディウムを塗布し、直後に3,4cm四方のスタイロフォーム片を満遍なく押し付けました。ぼってりした筆跡を消すのと同時に、穏やかな川波のたつ水面を表現してみました。
グロスポリマーメディウムが乾く前に、両面テープで鋼矢板をメディウムに軽く差し込む感じで両岸に貼付、その後、上部コンクリートを貼付しました。
川ユニットをベースボードに両面テープで貼付しました。
水面の表現方法は、いくつかありますが、経験と在庫整理と費用の問題もあり、結局前作と同様の手法となりました。
ただ、透き通った、水底の石が見えるよう水面や断面の表現には向かないと感じましたので、そういった水面を作る時があったら、別の手法に挑戦してみようと思います
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