2024/10/19
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本レイアウトの複々線区間にある江戸川橋梁には、トミックスの複線曲弦大トラス鉄橋(品番3222)を使用します。1スパンで実物換算20m級車両4両分の長さをもつとても立派な鉄橋で、東北本線の川口~赤羽間の長大鉄橋をモデルにしたのではないかと思います。同社の複線トラス鉄橋(品番3052)の方が形状的に近いのですが、1スパンが20m級2両分と短いところが気に入らなかったので、こちらを選択しました。

立派な形状の製品ですが、元々トラス部分の分割が出来ない構造になっているためレールには手が届き辛く、レールクリーニング棒を使ったメンテナンスはまともに出来ません。恐らくメーカーは、レールクリーニングカーを使うことを前提にしていると思いますが、やはりしっかりとクリーニングするには、レールクリーニング棒には敵いません(自分はクリーニング棒派です)。

そこで、クリーニング棒による作業がやりやすいように、トラス上部の一部を切り抜いてみました(赤枠内)。画像上が加工したもの、画像下は元の製品です。

両端と中央のトラス部分を残して、それ以外のトラス部を小型ノコギリでカットしました。この程度のスペースがあれば、レールの隅々まで余裕でクリーニング棒が届きます。ただ、このままでは見栄えが悪いので、鑑賞時はカットしたトラス部を元に戻す必要があります。

カットしたトラス部は、そのまま置いたら支えがない(画像右の赤丸内)ので落下してしまいます。そこで、3mm角プラ材をオリジナル塗装に近い色(タミヤカラーXF-12明灰白色)で塗ったものを(画像左の赤丸内)のように接着して支えとし、そこに載せることで、簡単に元の形に戻せるようにしました。
長期間鉄橋上に車両を留置することは想定していないので、Nゲージ車両が通過する程度であれば、たわみ生じることは無く強度上も問題なさそうです(不具合は当然自己責任です)。
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コメント
着々と部材加工が始まりましたね。
確かにトラス鉄橋ってレール磨けませんでした。先日使って無かった鉄橋(kato248mm)を磨こうとしたらイヤー脇から拭きずらい結局諦めて水筒の様に入り口から力入らずのちょこちょこ拭き程度。もしかしてトラス部分分解出来るか試して折って仕舞う有り様でした。15carsさんみたいに思い切りが大事かも。マグネットなんか付けたらパチっとして良さそうね
こちらはシーナリは無いのでとりあえず線路敷設に徹してまして、とりあえず大型レイアウトでちゃんと走るか試運転中。DCC手動運転、ギャップはとりあえずまだ、初めての勾配区間にて4%に洗練を受けて2%でも満足いかず更に緩勾配に取り掛かり中です。今15carsさんを参考に鉛板を注文中と2M化も検討中(なるべくやりたく無い)なかなか思い掛けない所で躓きますね。15carsさんの進捗を楽しみにしてます。
by ken ken 2024年10月20日 6:56 PM
メーカーはメンテナンスのことをもっと考えて欲しいですね。
マグネット案は試してみます。アイデアありがとうございます。
2Mは、traincontrollerでスケールスピードを設定すると速度協調が超面倒でした(というよりいつになっても協調出来なかった、自分の場合ですが)。
by 15cars 2024年10月21日 11:29 PM