2023/05/11
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勾配を駆け抜けると、鉄橋で川を渡ります。
この勾配は、KATOが輸入販売している、ウッドランドシーニックス社のサブレテイン(4%)で作っています。橋桁と擁壁は、スチレンボードに石積みの模様紙を張り付けて表現しています。
鉄橋を渡ると、しばらく高架区間を走ります。このカメラアングルからは、鉄橋や陸橋が一か所に集中しているローカル線らしからぬ雰囲気があります。2重エンドレスで走行距離を稼ぎながらも川を横断するシーンを取り入れたかったので、かなり強引な構成になってしまいました。
高架橋を渡って、町中駅のすぐ横を走る築堤区間に入ります。その築堤はスタイロフォームをベースに、グリーンマックス製の「コンクリートブロック」及び「御影石斜め積み」プラシートを組み合わせて表現しました。また、手すり部分ですが、TOMIXの鉄橋のそれを切り出して接着しています。
全区間に渡り、走る列車を見ていたい、というのが製作当時の思いだったのですが、今思えば、駅部を全て本線として地下区間とし、この築堤部を駅構内としてゆったりと表現したほうがよかったのではと感じております。
なお、クモヤ443検測車が停車しているのは、引き上げ線です。主に電留線への入出庫時に使います。
電留線脇を走る道路は、目の細かいサンドペーパーの表面をこすって明るめのグレーとすることで、路面改修頻度の低い田舎の脇道を表現しました。幹線道路から分岐して、だんだんと道幅が狭くなっていくような交通量のかなり少ない田舎の道路です。
これから先、また勾配区間に入ります。カーブ区間にある短い跨道橋は、プラ版による自作です。明るいグリーン系のプラカラーで着色しています。道路を挟む90°の擁壁は、せめて75°くらいにすべきだったと改めて感じました。実物では、物理的に耐久性に問題があるから、この高さでここまで垂直な擁壁は無いでしょう。しかし、少し角度をつけただけで、一気に工作難易度が高くなるのは確かです。
カーブ区間の擁壁は、紙粘土で形を整えた後、□パイプを押し当ててブロック積を表現しています。
トミックス製の変電所脇のSカーブを下っていくと、電留線と合流します。この先、デッキガーダー橋で、また川を渡ります。毎度ですが、川の表現には苦労しました。
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