2024/10/19
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都市圏を中心に展開される、複々線、3複線などでは、列車本数も多く、それゆえに列車同士の並走シーンも数多く見られます。そんな魅力的な並走シーンをNゲージで再現したく、3複線レイアウトを計画しました。
モデルにしたのは東北本線の荒川橋梁(川口~赤羽間)で、荒川に並行して流れる新河岸川も一気に渡るのが特徴です。
その荒川部分は、川幅150mはあろうかという広い下流を渡るため、径間長約60mの複線トラス鉄橋6連と河川敷部分のコンクリート橋で構成されています。
建設時期の違いにより、京浜東北線部分と急行・貨物線部分では橋梁の構造に違いがありますが、特徴のある複線曲弦トラス鉄橋を再現したかったのと、径間長を揃えるためにメーカーを統一する必要があったので、全線、急行・貨物線の橋梁構造に合わせることにしました。
基本的にはレールはKATOを使用しますが、上記の理由から、実物換算84mという大きな径間をもつTOMIXの複線曲弦大トラス鉄橋(緑)を使用することにしました。これを4本繋げると実物換算336mとなり、それらしい雰囲気が出るのではと思います。
一方の新河岸川部分は、複線トラス鉄橋の両側を複線プレートガーダー橋で挟む構造です。荒川橋梁同様、京浜東北線部分のみ構造が違いますが、こちらも急行・貨物線の構造に合わせることとし、KATOの複線トラスと単線デッキガーダーを組み合わせて表現することにします。
レイアウトサイズは奥行1m×長さ4.5mで、そこにフル編成が走る3複線を再現するため、出来る限り無理のないよう情景はこの鉄橋周辺に集約しました。ですので、線路配置は画像のように単純で、エンドレス線が2本、待避線付きエンドレスが4本で3複線という構成です。
鑑賞は矢印で示す一方向からに限られるので、レイアウト奥の待避線部分(奥行約40cm)は情景の作成は一切せずに30cm高くらいの背景版(画像の細長いグレーの部分)で仕切り、情景重視でエンドレス全集が丸見えになるのを防ぎます。
列車の制御は、鉄橋を通過する列車を手放しで眺めて楽しむことが第一なので、全線にDCC自動運転を導入します。
走らせる列車は全線フル編成、東北本線のみならず、常磐快速線・常磐緩行線・つくばエクスプレス線の組み合わせでも楽しみたいと思います。
なお、このレイアウトは、2段式レイアウトの下段という位置づけで、上段には全長は同じでもう少し幅の狭い複々線レイアウトを作る予定です。
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