2024/10/19
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KATOの3灯式LED信号機を、信号機制御デコーダーであるSE8Cに対応出来るように改造しました。
最初に着手したのは旧製品と思われるほうで、基盤裏のネジを外して信号機本体を道床より分離しました。
青、緑、黄、赤の4色のコードは、それぞれVCC、G、Y、Rと書かれた端子にはんだ付されたアノードコモンの配線で、信号灯の色とも一致して分かりやすい構造でした。そして、それらを基盤根元より切断の上、30AWGのコードで延長しました。
一方、最新の製品(2017年の購入時点)では基盤の取り付け方法が違うためか、道床からの分離が簡単にいかなかったため、画像のように道床を壊して信号機部分を強引に取り出しました。さらに、各信号灯の色とコードの色が一致していないなど、改造には面倒な状況でした。
使用しているLEDも、製品の供給された年式によって違いがあるようです(画像左が新型、右が旧型)。見た目の違いのみならず、光り具合も違うようですが、使用した抵抗は新旧同一のものとしました。個人的には、旧製品のほうが好みです。
外見の最終仕上げは未だですが、一つの柱に2基載っているタイプの信号機も作成しました。
次に、これら信号機をSE8Cの8個のドライバーソケット(画像赤枠、DRV)に接続するための工作を行いました。
まずは10Pヘッダソケットを装着した28AWGの10芯リボンケーブルでDRVの一つと接続し、それをユニバーサル基盤で受けました。
そして、日本型の3灯式信号機として使用するにはRedとWhiteは使わないようなので、この先の配線は、実質8芯のみ使用しました。
その8芯を、A1、A2、B、Cの信号機の向きによって使い分けることにより、一DRVあたり最大4基の信号機の制御が出来るようです。ただ実際には、各信号機に割り振られるアドレスでそれぞれ点灯制御するようなので、便宜上A1、A2、B、Cの割り振りだけしておけば良いものとの理解の上、作業を進めました。
Yellow、Blue、Grayの各ケーブルは、上記A1とBの赤黄緑の各LEDで共有し、BrownはA1とA2のcommonで共有のようです。同様に、Orange、Green、Violetの各ケーブルは、A2とCの各LEDにで共有、BlackはBとCのcommonで共有です。
そのため、8芯をそれぞれ二股に分けて16芯とした延長上に抵抗(1/4W、緑のLED用⇒150Ω、黄⇒220Ω、赤⇒470Ωを使用)と端子台を配置し、各信号機の配線は、その端子台に噛ます構造としました。
取説にあるよに、リボンケーブルをレイアウト上の信号機の近くまで引っ張るほうが、配線が少なくて済みますが、信号機作動の確認作業や、台枠裏への設置しやすさから、基盤は全てSE8Cの近くに集中配置することにしました。
まずはこの状態で作動テストの後、残り7DRVの作成に入ります。
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