2024/10/19
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残念ながら製作過程の画像はありませんが、情景詳細をご覧ください。
季節は私が好きな5月の連休頃をイメージしています。単調さを避けるため、地形に高低差をつけるようにしました。
地形は発泡スチロールで形成しています。5cm厚のものをベースボードとし、そこから5cm上がったところに線路を敷設しています。形成後、紙粘土で覆い、茶系の水性絵具を混ぜた木工ボンド水溶液で固めました。
道路はコルクに水彩絵の具のグレーを塗って表現しています。道路標示は1mm幅のレトラテープを使っていますが、カーブ部を中心に経年とともに剥がれてきています。もっと余裕をもって貼ればよかったのですが、製作時はテープの柔軟性があり、キツキツで貼ってしまったのは失敗でした。やはり塗装で表現するのが一番のようです。
線路を跨ぐ陸橋は、両面に紙の貼ってあるスチレンボードで自作しました。グレー系の水性絵具でスチレンボードに塗装後、少ししならせて乾燥させたら、程よく橋梁部が盛り上がり、良い感じになりました。
ボケていますが、手前は人工芝で田んぼを表現したつもりです。しかし地域差はあれど、5月の水田はこんな状態ではないことに、完成後数年経って気づきました。これは完全に勉強不足、観察不足でした。いつかは修正をと思っているのですが、新レイアウトを手掛けていると、ついつい後回しになってしまいます。
ストラクチャーは全て既製品を使っていますが、パステル粉を軽く筆で塗りつけた後、艶消しスプレーで固着させるやり方でウェザリングしました。この方法は、結構簡単に、かつリアルな表現が出来ると思います。
レールはタミヤのアクリル塗料で錆色に塗装しました。また、道床部に生える雑草も表現しています。
川は、緑系の水性絵具を混ぜた木工ボンドで表現しました。川幅の狭い上流を想定しているので、水しぶきも表現しました。