2023/05/11
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DCS50Kシリーズにはブレーカーが内蔵されていますが、よりシビアに電力管理をするために、デジトラックス製のパワーマネージャーPM42を導入しました。また、作動用電源(100mA/枚)は別途ユーザーが用意しなければならないので、秋月電子で15V0.8Aのものを調達しました。
電源区画の管理がこの装置の役目なのですが、その区切り方が付属のマニュアルには一切書かれていないので、図入りで紹介されていた海外サイトを参考にしました。
上図は当レイアウトの電源区画の計画図です。赤(外回り)・青(内回り)・緑(留置線1)・茶(留置線2)は各々独立した電源区画で、各々1台づつのDCS50Kブースターが担当しますが、その内、赤と青の本線上の電源区画をさらに2つに分け、サブ電源区画をつくりました。単純に上半分、下半分というかたちで、閉塞区間の境界をサブ電源区画の境界としました(黒の二重線部分)。
配線はマニュアル通りで、1つのPM42で2つのブースターを管理する配線にしました。また、配線変更が容易なように、サトーパーツのネジ式端子台を設けました。画像左手よりブースターからの電流を受けて、青線は画像右手の在線検知装置BDL168の繋がる端子台へ、白線は各電源区画への端子台へと接続しました。
また、電線はなるべく太い方が良いと思い20AWGを使用しましたが、付属の44ピンコネクターの穴にぎりぎり入る太さでしたので、22AWGでも良かったかも知れません。
このPM42は、初期設定ではブレーカー作動条件が3Aですが、DCS50Kは出力2.5Aなので、作動条件を1.5Aに変更しました。遮断速度の設定という項目もあるのですが、とりあえずは初期設定のままにしています。
なお、設定変更はDCS50K単体からでは出来ないようで、別途DT400などのスロットルからコマンドステーションを介して行う必要があるという、何とも商売上手な仕組みになっています。
なお、PM42の設定に関しては、以下のウェブサイトを参考にしました。
Digitraxのシステムについて覚書
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