2012年発売の、マイクロエースE653系フレッシュひたち、黄編成と緑編成各7両セット改良品(品番A4831、A4841)です。
実車が常磐線で活躍していた当時は、上野~土浦間の自由席特急回数券が単価550円ということもあり、平日の帰宅時のみでしたが、何度も利用していました。製品は、その実車が引退する1週間前に入手しました。
アーノルドカプラーが標準装備ですが、さすがにこの連結間隔は見苦しいので、トミックスのTN密連カプラー(品番0337)に交換しました。
純正カプラーこれ自体は台車にまっているだけなので、特に台車を外すことなく、精密ドライバーでツメを奥に押し込む感じで外れました。その後、TNカプラーを床の切欠きにはめ込むだけです。
交換後は、とても良い感じになりました。メーカーの取説にはこのことが一切記載されていませんが、確かに無加工でピッタリつきました。
LED室内灯はメーカー純正(品番G0004)を使いました。基本的に簡単に出来ましたが、クハだけは装着中にライトパーツがポロポロと取れてしまったりで結構苦労しました。
走りは快調で、少し前のマイクロエース特有の、モーター車だけ腰高ということも無く、改良品の登場を待っただけのことはありました。
実車同様、先頭車両同士も連結出来るので、朝晩のラッシュ時のみ走行していた7+7=14連の固定編成としてDCC化(改造作業は「もけいや松原」に依頼)しました。
なお、本製品は各編成にモーター車があため、単純に2編成を併結すると、14連2モーター車となります。
そこでDCC化する際に、モーター車同士の微妙な走行性能の違いを調整する手間と改造費用を抑えるために、緑編成のモーター車であるモハE653をトレーラー車化することで、14連1モーター車仕様に改造しました。
当時のマイクロエースは、assyパーツを販売していないので、数カ月いろいろ店を回ってやっとジャンク品扱いとなっていた旧製品のトレーラー車(赤)を見つけ出しました。
1両800円くらいでしたが、パンタグラフが破損している以外は特に問題なく、全く加工もせずにそのまま床下ごと入れ替え替え出来ました。
しかしながら、平坦な所では、14連1モーター車でも全く問題なく走りますが、1.5%登り勾配でかつカーブ区間では、登り切れませんでした。勾配も直線では大丈夫だったのですが、ユニトラックのカント付レール(R381)では、動輪が微かに浮いてしまうのか、滑ってしまうようです。
そのため、残念ですが現在は併結は中止して、それぞれ単独編成で走らせております。当然、メーカーの想定勾配内なので、順調に走ります。
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コメント
こんにちは
最近動きがないように見えますが、その後どうなっていらっしゃいますか?
同じ自動運転でも15両フル編成は、私のBトレ6両編成に比べて未知の領域であり興味深く拝見させていただきました。
今後の動きに期待しています。
また相互に情報交換などもさせていだだければ…とも思っています。
by しんじ 2017年10月10日 10:52 AM
お返事遅くなり申し訳ございませんでした。
電源区画が原因と思われるトラブルに見舞われており、解決に多大な労力を要していました。
こちらこそ、今後もよろしくお願いいたします。
by 15cars 2017年11月8日 7:05 PM