2024/10/19
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当大型レイアウトの主力車両である、KATOのE531系です。 初期と再生産品の2編成で、実車同様、基本10両+付属5両の15両編成で走行させています。全車LED室内灯装備の上、先頭車及びモーター車(以下、M車)をDCC化しています。DCCフレンドリーなので、KATO純正のデコーダーをしかるべき場所に差し込むだけで簡単にDCC化出来ます。

製品は、基本・付属のそれぞれにM車が用意されているので、普通にフル編成を組むと1編成に2M車となります。ただ、モーター特性の微妙な違いを調整するのが面倒なので、DCC化にあたり、1M車仕様に組み換えました。

2両あるモハE531のM車のうち、3号車が編成の中間に来るように、同型式で内装(ロングシート)も同じである8号車(M無し)と床下パーツをそのまま入れ替えました。

一方、M車を外された13号車ですが、このモハE531はセミクロスシートなので、同様の内装を持つ14号車(サハE531)のシートASSYと8号車の床下ASSYを組み合わせて、非M車として仕立てました。

この状態で試運転したところ、1.5%程度の登り勾配(途中カーブ区間あり)でも大幅な速度低下がみられ、鑑賞に耐えられない状態になりました。そこで、M車に板重りを搭載することにしました。

再度試運転の結果、60g程度の重りなら速度低下は気にならないレベルということが分かりました。幸い内装はロングシートなので、特別な加工をすることなく、両面テープで貼り付けました。

わずか60gの重りでもここまで見栄えが悪くなりましたが、走行性向上には代えられませんので、妥協しました。

また、当車はサスペンション機能をもっているため、前後の車両よりも重りの分だけ車高が少し低くなってしまいましたが、いざレイアウト上で走行させればほとんど分からないレベルなので、良しとしました。なお、走行への支障はありません。

当時はまだE531系用として強化型スカートが発売されていなかったため、E231系500番台の強化型スカートを流用しています。

初期生産のものは、5・6号車のサハを後日発売されたグリーン車2両セットに差し替えています。

実車同様、増解結が出来れば楽しみは何倍にもなるのですが、併結カプラーにその機能は備わっていないので、事実上15両の固定編成で走らせています。どのメーカーも製品化していませんが、あの電気連結器の形状を維持しつつ、リモコン操作で増解結可能なカプラーを作るのは、Nゲージレベルの極小サイズでは難しいのかも知れません。

今後は、15両編成は全て行先表示を「上野東京ライン」の表記に変更し、上野以北で運用される10両編成を新たに導入したいと思っています。
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