壁掛け式のミニカー展示ケースを作成しました。サイズは幅1500mm×高600mm×奥行250mmです。

壁掛け式のため設置位置を決めるにあたり、正確な水平を出す必要があります。しかし、高価なレーザー墨出し器は、今回のためだけに買えません。そこで今回は、BOSCHクロスラインレーザーQuigoなるもの使用しました。
段ボールと雑誌を積み重ねて、そこにこのクロスラインレーザーを置くだけでもOKという、とてもお手軽なレーザー墨出し器です。

ケース外枠より僅かに小さめの3mm厚べニヤに、1×4材を”枠”のサイズに合わせて貼り付け、ビス止めします。このべニヤは、展示ケースの背面になります。
仮設してみます。こんな感じで壁にビス止めで据え付けます。
専用のプラスチックジョイントでフレームを枠状に組み立てて、そこに先ほどのベニヤ板にはめ込みます。
その際、フレーム上面、側面には3mm厚透明アクリル板、下面には3mm白アクリル板をはめ込みます。これでケースのうち、正面の引違ガラス戸以外の5面が完成です。
その状態で、12mm厚石膏ボードを貫いて建物の構造材(我が家は木質パネル)まで届くように、何本もの長いビス(50mm長くらい)でケースをガッチリ固定しました。
なお傷防止のため、アクリル板の保護シートはつけたままです。
ただこの状態だと、展示ケースの自重で将来ゆがみが発生するので、下から棚受けに適当にカットした板を挟んで、荷重に耐える構造にしました。
せっかくのミニカーも、片面しか見えないのはもったいないので、3mm厚アクリルミラー板を背板に設置することにします。ミラー板は10mm角材でかさ上げし、こんな感じで棚受けレールとなるべく同じ高さになるように設置しました。
ミラー板は多用途接着剤で貼り付けし、棚受けに5mm厚ガラス棚を載せました。
スライドガラスを受けるためのガラスレールを、多用途接着剤で上下に貼り付けます。
スライドガラスをはめ込んで完成です。ケース下には、中型レイアウトを収めています。ミニカーを新たに追加するときは、このレイアウトを手前に引き出すだけです。
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