2024/10/19
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「 原鉄道模型博物館 」
鉄道博物館は数あれど、鉄道模型に特化した博物館は日本ではここだけのようです。
恐らく世界一の鉄道模型マニアであっただろう原信太郎氏のコレクションや、当時の工作室など、拘りの数々が再現されています。なお、展示されているコレクション車両はヨーロッパ系がメインで、日本型車両は僅かでした。
ここの一番の見どころは、なんといっても一番ゲージという大型サイズの鉄道模型を使った、巨大なレイアウトです。付き合いで仕方なく来たという方も、これは結構楽しめるのではないかと思います。
コレクション車両に合わせて、情景もヨーロッパの街並みが再現されています。信号機の作動など、細部までしっかりと再現されています。ただ、全車駅を通過していたので、自動運転ではないのかも知れません。
当日に先着順で予約をする必要がありますが、レイアウト上を走る列車の運転体験も出来ます。
実物同様の架線集電を初め、拘った数々の仕掛けがあるコレクションですが、今回、自分が最も感心したのが、鉄道独特の走りである”惰行”を模型でしっかりと再現しているところです。
電圧調整で惰行らしく見せるコントローラーはありますが、ここでは実際に模型で惰行しているところが凄いです。世界中で、ここまでこだわって模型で再現している人は、そうは居ないと思います。原信太郎氏、頂点極まれり、と思わせる部分でした。
もう一つ、HOゲージのレイアウトがあります。順路として、一番ゲージのそれを見た後になるので物足りなく感じますが、それでも結構な大きさです。鉄道開業時から現代までの横浜を一つのレイアウト上で再現しています。こちらも自動運転ですが、きちんと駅に停車するようプログラムされていました。
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