2024/10/19
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新河岸川の赤羽側の堤防は、鉄橋を挟んで上流と下流側とで構造が異なっています。

鉄橋付近は、川幅が変わるのと同時に、上流側のコンクリート製の特殊堤(画像奥)からしっかりした堤防へと切り替わる場所です。構造が複雑で面倒ですが、最大の特徴でもあるので、それらしい雰囲気を出せるよう努めました。

下流側の裏法も、堤防への坂路あり個室トイレありでかなり複雑です。ここは技量の関係からトイレ部分のみを簡略化して表現することにしました。

まずは下流側の堤防の作成です。こちらは、スチレンボードを重ねて法面勾配45°でそれらしい形に削り出し、茶系のジェッソを塗布しました。天端の舗装道路は2000番の紙やすりです。
コンクリート製の特殊堤は、3mm厚スチレンボード製で、情景テクスチャーペイント(ライトグレー)を塗布後にカッターと爪楊枝の先端で打設時の模様を付けました。法面のコンクリートブロックは、GM製をカットしています。いずれも仕上げにパステル粉を擦り付けてウェザリングしています。
個室トイレはTOMIXのホームに付属していた売店から切り出しました。配管は、φ1mm程度の電線に幅1mmのレトラテープを等間隔に巻き付けたものにタミヤのデッキタンを塗布して表現してみました。

予めジェッソを塗布しておいたおいた河川敷に、情景テクスチャーペイント(ライトグレー)を塗布した1mm角のプラ棒を配置して、公園内の通路を表現しました。

堤防と公園内の草地部分は、木工ボンド水溶液を塗布した後、KATOの緑色ブレンドのターフと少量の茶系カラーパウダーを散布して固着させました。

満開となったツツジの植え込みは、茶色のジェッソを塗布したスチレンボードに、上記工程と同じ手法で緑を表現、乾燥後、艶消しピンクに調合したプラカラーを筆で点付けして表現しました。

河川敷及び天端のフェンスは、実物は縦基調のものですが、余剰となっていたKATOの道路フェンスを流用しました。

一方、鉄橋下から上流側はコンクリートの特殊堤からなる単調な造りです。

特殊堤のある歩道からは、川の様子見えません。

先に紹介と同一手法で作ったスチレンボード製の特殊堤を、道路に沿って貼り付け、同時にパステル粉で鉄橋の錆汚れを表現してみました。

ちょっと圧迫感がある歩道となってしまいましたが、既製品の鉄橋を使っている以上桁橋にも制限があるので、こればかりは仕方ありません。
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