2023/05/11
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アクリル絵具を使う例が多く紹介されていたので、これまでアクリル絵具に拘ってきましたが、どうも上手く色が出せないので、アクリルのプラカラーを使うことにしました。
プラカラーを選んだのは、ミリタリー系の迷彩色が多く揃っていたからで、最小限の調色で済ませたかったからです。
薄めてみたり、懲りずにアクリル絵具と混ぜてみたりと、20数色のサンプルを作ってみました。いつでも再現できるように、調色は最大2色までとしました。
最終的に、タミヤのアクリルカラーのXF-51カーキドラブと、Xf-62オリーブドラブを薄めずに半々で混ぜたものにしました。
この時点では完全に艶消し状態ですが、アクリル絵具を使っていた時と比べて、かなり良い感じになったと思います。
なお今回は前回と違い、まず川底全体をスチレンボードで1cmほどかさ上げする方法をとりました。そのため、橋脚を1cm切り詰めています。
また、橋脚は固定する前にパステル粉をこすりつけ、その後艶消しクリアーを吹くかたちでウェザリングを施しました。
仕上げげにタミヤのアクリルカラーのカーキドラブを少々混ぜたグロスポリマーメディウムを塗布します。混ぜる割合はアクリルカラー:メディウム=2:8くらいだったと思います。
橋桁をマスキングテープで保護した後、僅かな水のうねりを表現するため、筆を置くようにしながら、上記のメディウムを塗布します。艶消しだった水面に、光沢を与えます。
完全硬化まで、数日放置しました。やっと理想とする濁った川の色が出せました。
しかし、近くで見ると気泡が白濁して残ってしまった部分があるのと、メディウム塗布時のやり過ぎた凹凸表現で、強風時の水面状態になってしまったのが不満ですが、全体的には70点の出来だと思いましたので、この辺で妥協しました。
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