2024/10/10
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当レイアウトでは、DCC運転のしやすさから、KATOユニトラックを使用しています。しかし、どうしても規格サイズでは線路が繋がらない部分が出てきましたので、規格外サイズの線路を作ることにしました。
まず、不足するサイズを測りだし、道床部を使い古した半田ごてで溶かしてカットしました。道床部はレールの爪に引っかかっているので、少々力を加えて使わない側の道床を引き抜きました。今回使用するのは、画像左側です。
続いてレールを切断します。専用ニッパーもあるようですが、なるべく手持ちの工具で済ませたかったので、ルーターで削っていきました。
半田ごてで溶かしながら、ユニジョイナーの接続部を作ります。
切断面や加工面は、ヤスリとカッターで整えました。画像の右が今回加工したもの、左がオリジナルです。
加工部にはまりやすいよう、ジョイナーの爪は全てカットしました。なお、今回の加工部での利用に限らず、当レイアウトでは、全てのジョイナーに同様の処理を施しています。ユニトラック敷設時の調整が楽なのと、釘によるベニヤ台枠への固定が前提なので、こういった方法をとりました。
オリジナル(画像の上側)のものと接続しました。ちょっと加工が荒く、ジョイナー周辺に目立つ隙間が出来て不格好ですが、よしとしました。接続部は確実な通電のため半田づけしています。
とにかく大型レイアウトになると、実際敷設した時と設計図との誤差が大きく出やすいです。画像は目一杯調整後も5mmくらいの隙間が出来てしまった例です。
この程度のために上記の方法で規格外ユニトラックを作るのは面倒だったので、レールを強引に半田付けで埋めて慣らした後、先ほどカットして残った道床部を、隙間サイズにカットして差し込んで仕上げました。
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